. 学校職員ってどんな仕事?(置かれている立場)
学校には、授業を担当する先生(教諭)だけでなく、それぞれの専門知識や技術で学校生活を支えている大切な仲間がいます。
- 実習教員:理科の実験準備や農業・工業の実習、特別支援学校での授業を先生と一緒にサポートするパートナーです。
- 学校司書:図書室を子どもたちの学びや憩いの場にし、本選びや調べ学習を助ける読書と情報のプロです。
- 現業職員(技術・調理など):校舎やグラウンドの手入れ、おいしい学校給食づくり、機械のメンテナンスなど、安全で快適な学校環境を守るスペシャリストです。
【現場で直面しやすい立場や悩み】
- 「学校に自分1人だけ」という孤立感:特に学校司書や実習教員などは、1つの学校に1人しか配置されていないことが多く、日常の悩みや専門的な相談を校内で共有しにくい環境にあります。
- 仕事環境やツールの格差:図書室や準備室・現業室へのエアコン設置が後回しにされたり、仕事で使うパソコンやタブレットが全員分配備されなかったりと、教諭との間で設備の差を感じることがあります。
- 人手不足と民間委託:ベテラン職員が退職しても新しい正規職員が採用されなかったり、業務の民間委託が進められたりすることで、1人あたりの負担が増えてしまうという問題が起きています。
2. いま取り組んでいる主な課題(みんなでめざすこと)
① 「安心して長く働ける身分と採用」をもとめる
- 正規の採用を増やし、専門性をきちんと評価する:実習教員や学校司書、現業職員の正規採用試験を継続・拡大してもらうことや、司書採用試験の年齢制限をもっとゆるめて挑戦しやすくすることを目指しています。
② 「安全で快適に働ける環境」を整える
- 準備室・図書室・現業室にもエアコンを!:猛暑や厳寒の中でも安全に作業できるよう、教室だけでなくすべての作業部屋に冷暖房を設置するよう求めています。
- パソコン・タブレットは「全職員に1人1台」:教諭だけでなく、実習教員、司書、現業職員、臨時の職員も含めたすべての人に仕事用の端末を配るよう働きかけています。
- 熱中症やケガを防ぐ安全対策:給食調理場の暑さ対策、高所作業や危険な薬品を扱う際の安全ルールの徹底、特別支援学校での介護リフトの導入など、命と健康を守る職場づくりを進めています。
③ 「1人で抱え込まない」ためのネットワークづくり
- 仲間とおしゃべり・勉強ができる場:「図書館のつどい」や各職種の学習会、ニュースやSNSなどを通じて、他校の同じ職種の仲間とつながり、仕事の工夫や悩みを気軽に相談し合える場をつくっています。
※本解説は近年の府高議案書やニュースなどをもとに、本サイトの責任でまとめました。
