京都府高四十年史とは

『京都府高四十年史』は、1948年の結成以来、憲法と教育基本法を羅針盤に民主教育の発展を支えてきた京都府立高等学校教職員組合(府高教)の40年にわたるあゆみの記録です。
本書では、敗戦直後の組合結成から、「高校三原則」(小学区制・男女共学・総合制)の堅持し、「15の春は泣かせない」をスローガンに、「高校全入運動」をすすめ、勤務評定や任命主任制をはじめとする教育への国家統制とたたかい、さらには障害児教育の実践や学力保障の取り組みまで、多様な課題に先進的に挑んだ現場の足跡が丹念に記述されています。
行政や外部からの介入に抗し、生徒・父母・地域住民と固く結びついて平和と教育の自由を守り
抜いた草の根の運動史であり、戦後日本教育史・労働運動史を知る上で極めて貴重な資料です。
『京都府高四十年史』 全体構成・目次
以下は、『京都府高四十年史』の本編(第一章〜第十章)、専門部編、および資料編の章立て一覧
です。
【構成・章 章タイトルおよび主な内容】
【本文編】項目をクリックすれば画像にリンクします。
発刊によせて
序章 府立高教組四十年史発行に寄せて~発刊の意義と歴史的背景)
第一章 敗戦と戦後教職員組合の出発
(1945年〜 / 民主教育の誕生と高校三原則)
第二章 民主府政の誕生と府立高教組の成立(1950年〜 / 蜷川府政と組合統一)
第三章 勤務評定反対、教育の軍国主義化とのたたかい(1950年代後半 / 勤評闘争・安保闘争)
第四章 安保体制下の人づくり政策と国民教育運動(1960年代 / 学力テスト反対・高校全入運動)
第五章 ベトナム侵略戦争反対と民主的権利を確立するたたかい(1960年代後半 / 平和・裁判闘争)
第六章 中教審路線と革新自治体のもとでの教育運動(1970年代前半 / 高校三原則の発展と教育実践)
第七章 教育の国家統制と任命主任制反対のたたかい(1970年代後半 / 主任制反対・八鹿高校事件・暴力介入阻止)
第八章 軍拡臨調路線と対決し、京都の民主教育を守る大運動(1980年代前半 / 臨調行革対抗・高校統廃合反対)
第九章 臨教審路線と対決し、階級的ナショナルセンターの確立をめざして(1980年代後半 / 臨教審対峙・「日の丸」「君が代」強要反対)
第十章 「二つの道」のたたかいと新しい歴史の開幕(1980年代末〜 / 労働戦線再編・連合不参加・全教結結成)
【専門部・部会編】
定時制通信制部(定通部) / 障害児教育部(障教部) / 事務職員部 / 学校職員部(学職部)
/青年部
【資料・年表編】
歴代役員名簿 / 平和憲法記念春季討論集会の歩み /府高関係詳細年表(1945年〜1990年)
